掻き落としの外壁 下地塗り編|兄弟美工の左官ブログ

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掻き落としの外壁 下地塗り編

どうも僕です!!みなさんお盆休みはどうでしたか?僕は家族でリナワールドにいって家族共々満喫してきました。今日から兄弟美工工事開始です。

さて、今日はお盆前に終わりました塩釜の外壁のお話です。外壁に施工させていただいたのは、掻き落としという壁なのですが、掻き落としの仕上げをする前にはそのための下地を作らなければなりません。掻き落としに関しては次回紹介しますね。下地は軽量モルタルというものを塗るのですが、塗るための工程が下記になります。

①防水紙張り・・・モルタルラミテクトと言われる耐アルカリ性のモルタル専用の防水紙になります。この防水紙は普通の防水紙とは違い表面が不織布ぽくなっており、つるつるではないのでモルタルの付きが良いのです。

②ラス網張り・・・簡単に言うと金網です。これにモルタルを絡めることで、モルタルを外壁から剥がれないようにしています。

③軽量モルタル塗り・・・15㎜ほどの厚みでモルタルを塗っていきます。さらにグラスファイバーメッシュを伏せ込み割れにくくします。

さ、ここまでが下地作りです。

ラス網はこんな感じです。

貼り終わったところ。

モルタルをぬるとこんな感じ。

いやーこの下地作りも大変でした。お家が昔ながらの日本住宅で、凸凹した間取りなのでその分手間もかかりました。

この下地も大変ですが、掻き落としも大変です・・・・なぜ大変なのかはまた次回・・・

ではまたー