塗り壁の下地を作るとは? パテ編
どうも僕です!!気温が30度くらいだとあんまり暑くないと思ってしまう錯覚・・・
さて、今日から会津の現場で内装漆喰塗り壁の乗り込みでした。初日は下地から始まります。さて、ここで塗り壁リフォームの下地とはなんでしょうか?
だいたいの場合は
①ジョイントテープ貼り
②ジョイントパテ処理
③下塗り
④中塗り・仕上げ塗り
というような形で進んでいきます。今日は①と②でした。
①のジョイントテープというのは写真のように編み目のファイバーテープを石膏ボードの継ぎ目に貼ることを言います。役割としては、ひび割れを防止するためです。
次に②パテ処理になります。ジョイントテープの上から石膏ボードの溝を埋めるように処理していきます。この写真は下パテといって仕上げパテの前段階になります。この上に仕上げパテを塗ります。役割としては、溝を埋めることや、ジョイントテープの段差をぼかすこと、石膏ボードの継ぎ目の微妙な段差をぼかす役割があります。ここをキレイにやっていると仕上げもキレイになります。
普通の漆喰であれば、下パテの跡に全面に下塗りをするのですが、今回の現場で使う漆喰は直接石膏ボードにぬれるように樹脂が配合されているので、仕上げパテを塗ってその後漆喰を施工していきます。
さて、ここで注意して欲しいことがあります。天然素材の漆喰(石灰・スサ・ツノマタ)は直接は石膏ボードにぬれません。必ず剥がれます。漆喰は自分で固まる性質があると前に説明しましたが、石膏ボードのように平滑面にはくっつきません。必ず下塗りが必要です。今回の材料は樹脂が接着材の役割をするので大丈夫なだけです。
みなさんも施工する時は気をつけてくださいね。
ではまた明日!!
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有限会社 兄弟美工
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