あなたのお家の内装は何にする?クロス編パート2 メリット・デメリット|兄弟美工の左官ブログ

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あなたのお家の内装は何にする?クロス編パート2 メリット・デメリット

どうも僕です!!今日は蒸し暑くて、あちーあちーばっかり言っていました。

さて、今日は昨日のクロスのパート2ということで、クロスのメリット・デメリットについて私の経験から書いていきたいと思います。

《メリット》
①価格が安価
②色・柄に問わず価格がほぼ同じ
③均一な仕上がりになる
④クロスの貼り替えなどリフォームが容易

①と②について
これは昨日のブログにも書いた通りで、クロスがキレイな内装を実現する上で1番安価だと思います。また、色や柄・機能性に関しても豊富で各メーカーで1000種類以上は選択肢があると思います。これだけ種類があるのに、価格はほとんどが同じ価格です。選ぶ側ににとってもどのクロスを選んでも価格が変動しないので安心ですよね。

③について
当たり前のことですが、クロスは工業製品ですのでムラなどなく均一なキレイな仕上がりになります。少しのムラも嫌だという方にはオススメですね。

④について
クロスは張り替えのリフォームが簡単にできます。既存のクロスを剥がし新しいものを貼ることになるのですが、6畳の壁だけであれば最短一日で張り替えは可能となります。なので、20年くらいたって壁が汚れてきたからリフォームをしようという時に1番安価に工期も短くできるのがクロスになります。将来のリフォームを手早くすませたいという方にはオススメですね。

《デメリット》
①目開きしてくる
②傷が目立つ
③クロスが無くなる。ロット違いにもご注意
④ホコリが溜まりやすい

①目開きしてくる
クロスは約90㎝おきに継ぎ目があります。これはクロスが約90㎝のロールで納品されるからです。なので、必ず継ぎ目が出てきます。職人の腕によっては最初から継ぎ目が目立つ場合もありますが、この継ぎ目が開いてきて目立つようになってくることを「目開き」すると言っています。これは経年によって目立ってくる場合があります。また、現在新築で主流になってきている回り縁なしの仕様の場合には天井と壁のクロスの突付けの部分が必ずといって良いほど目開きします。なので、あとからメンテナンスが嫌な方は回り縁は最初からつけることをオススメします。

②傷が目立つ
当たり前ですが、クロスはビニールです。厚さも1ミリもありません。なので、ものをぶつければ傷が簡単に付きます。クロスの下は石膏ボードなので衝撃が強ければ石膏ボードの白い部分が出ちゃいます。

③クロスが無くなる。ロット違いにもご注意
クロスは毎年毎年刷新されています。人気なクロスは何年も同じクロスがある場合もありますが、基本的に2年くらいたったら同じクロスはないと思ってください。なので、アクセントクロスを貼ったけど一部傷が付いたから貼り替えたいといった場合にもうクロスが無いことがあります。また、基本的にクロスにもロット番号があり、同じロット番号でないと柄や色味が少し違う場合もあるので気をつけてくださいね。

④ホコリが溜まりやすい
クロスはビニールクロスがほとんどです。ビニールですので、表面に静電気が発生しやすくホコリを引き寄せやすいという特徴があります。とくに、家電製品の裏は静電気が発生しますのでかなりのホコリが溜まることとなります。掃除が苦手という方はクロスではない方が良いかもしれませんね。

ということでクロスのメリット・デメリットでした!!

明日からは塗り壁編だよ!!ではまたー