松戸リターンズ〜洗い出し編〜|兄弟美工の左官ブログ

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松戸リターンズ〜洗い出し編〜

どうも僕です。だんだんと暖かくなってきましたね。今日は13度くらいあったのでどこかに遊びにいきたくなりました。

さて、先日千葉の松戸で新築内装をクレイライムで仕上げてきたというブログを書きましたが、またまた同じ現場に出張してきました。

今回は玄関ポーチの洗い出しと内部土間の洗い出しで行ってきました。

ところで洗い出しとはなんでしたでしょうか?

洗い出しとは・・・簡単に説明すると、大きさの揃った綺麗な砂利をセメントと水で混ぜモルタル状にして、それを塗りつけ、セメントが乾ききる前に表面のセメントだけ洗い流して砂利の表情を出す技法になります。なので洗い出しというのですね。

今回使用した砂利は、

玄関ポーチ 茶仙・・・茶色やベージュ系の砕石系の角のある石

内部土間  伏見・・・黒や濃茶、時々紫の石のある丸い石

洗い出し

こちらが材料を塗りつけた直後の状態になります。ただのモルタルみたいでしょ?乾きを見て洗い出すと・・・

洗い出し

こんな感じに砂利の表面が出てきます。

これが内部の土間の伏見石の洗い出しになります。黒だけでなく色々な濃いめの石があって落ち着いた雰囲気になりますよね。

玄関ポーチの仙茶の洗い出し仕上げになります。いろんな石があって和風の色あいなので、住宅がぐっと高級な日本家屋になりますね。

そしてこの5ミリの真鍮目地がアクセントになってお洒落ですね。

さてこの真鍮の目地はなぜ入れるかというとただのお洒落ではありません。蹴込み部分の立ち上がりも洗い出しで仕上げるようになると、工程的に立ち上がりを仕上げてから土間を仕上げるという流れになります。するとどうしてもその繋ぎ目にひび割れが発生しやすくなります。なので弊社では真鍮目地を入れるようにしています。こっちの方がかっこいいので個人的に好きですね。

ということで洗い出しでした〜〜〜ーー〜ではまたー

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